アゲハ:カルセの部屋本当久しぶりだな~
カルセ:こんなことなら掃除しとけば良かったな
カルセの部屋本当久しぶりだな~片付いてるのにこれ以上どこ掃除すんだよ~
アゲハ:これ何だ?何かまた研究してんの?
カルセ…?
カルセ:これは...
大したものじゃない... 気にしないでくれ。 仕舞い忘れてた
それより何を探してるって?
妖鈴の泉でどう過ごしてた、聞かせてくれ
ご飯は何食べた? 夜寒くなかったか?
アゲハ:ふぅん…
カルセ
カルセ:うん?
アゲハ:あった事、俺が悩んでる事、全部言うから
俺たちは家族だから
だよな?
カルセ:うん…もちろんだ
何でも話してごらん、アゲハ
カルセ:そうなのか
あの時鬼の遺骸を探して処理しないといけないって事か
まずはお前が話した「ササ」から調べないといけないな
アゲハ:うん
カルセ:私が明日呼び出して聞いてみるよ
私の授業も受けてるから呼び出せると思う
アゲハ:うん、それからササの部屋も見てみたいんだけど...
俺がこっそり…
カルセ:ナリとウリにでも頼もう
アゲハ:ああ
カルセ:お前はこんな状況なのに自分で行くつもりか
用心しないと
お腹すかないか?
ちゃんとしたご飯を食べよう
私が持ってくるからここにいるんだぞ
私の部屋には誰も来ないから誰だろうと開けるんじゃないぞ
アゲハ:マッコリも一本だけ~
カルセ:ハハ、はい、はい。
アゲハ:気づかないふりしてやったのに、自分で落とす。本当に...
俺の心配し始めると鈍くなるんだから
昔から変わらないな、まったく
うーん…「覆う呪術」?
初めて聞く呪術だけど
カルセが作ったのか?
何言ってるか、見ても分かんないな
これを何であんなに必死に隠したんだ?
カルセの怪我とこれが関連あるのか…? ああ、古語も多いな。
うーん…
何で言ってくれないんだよ…
ちくしょう!
あ~頭が痛い。一生分頭を使った
理由があるから隠すんだろう、カルセは真面目だから
アゲハ:俺がまた雨和院にもどるよ
カウリ:先生がですか?
アゲハ:カルセに頼めばササあいつを、調査できるだろ
ジンス:俺も別に入って調査してみる
アゲハ:ジンスも?
ジンス:白魔地の首長が学生の体を使い雨和院で幅を利かせてるって事だろ
雨和院は時鬼と組んだお前の話を全く信じないし
アゲハ:う~ん... そうだよなあ
ジンス:白魔地の首長が、「許諾」を破る為に事件を起こしたんだ
雨和院が戦場になるかもしれない。俺は証拠を集めて知らせなきゃ
アゲハ:しっかりしなきゃ... 俺が...
自分の欲で神源入口を壊したんだから。
カウリ:今度は俺が先生を待ちます
アゲハ:自分がした事の責任をとらなきゃな
[第6神源入口の先、「墓地」]
ササ(修羅):どうですか、兄者。棺の中の人形はまだ使えそうですか?
必要な材料も全て揃えておきました
この子供の手が今兄者の手のように動くはずだ
やれやれ。無駄な抵抗はしないでください
森羅 :弟者... どうか、
お願いだからやめてくれ...
その昔、天の教えをすべて忘れたのか...
死者に対する礼遇と...
僕達が学んだ道理...
全て忘れたのか... !
頼む、弟者... !
ササ(修羅):ええ、全て忘れました
それほど長い時が過ぎてどうして覚えていられようか
天が戻れば、再び教えを請うので何も問題はない
さあ、兄者
朽ちた人形を直して下さい
それがこの弟の、
強力な武器となるのです
<ふぃるる先生コメント>
考えている通りです
修正日:2023/09/30
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