カウリ：くっ…！

 

　　　　必要…ない…

 

アロン：ええ、必要ないでしょうね

　　　　気の槍で魂心を貫かれたが手助けなどいらぬでしょう

　　　　ボスがふらついて倒れてはなりません

　　　　私の手を支えにして下さい

 

狩人　：くう、時鬼どもめ...

　　　　白魔地に…足を踏み入れたな...  ！

 

時鬼　：これは！

 

アロン：はぁ、何かと思ったら気の糸で作った罠ですか

　　　　我々は時鬼だ！

　　　　慌てずに剥ぎ取り食べてしまえ！

 

森羅　：……アロン

　　　　今ここで決着をつけるのは欲深いね

　　　　欲張りすぎだよ

 

時鬼　：がはっ！

 

アロン：これは、残念...

　　　　今日は頭蓋を壊した事で満足しなくてはね

　　　　貴方は？

 

森羅　：僕はここに残るよ

 

アロン：やはり

 

カウリ：簡単な相手ではないという事は、分かっていた…

　　　　この広い白魔地を、

　　　　そう簡単に手に入れる事はできんだろう

　　　　良いだろう、もう一度貴様に付き合ってやる。

　　　　雨和院

　　　　貴様もササの体で手を出すだろう。構わん。

　　　　雨和院で会おうではないか

 

---

 

アゲハ：大丈夫かな？

　　　　この位の力なら...

　　　　悪くないな

 

番人　：今のは何の音でしょう！

 

番人　：教師寮の一番端の部屋です！

 

番人　：アゲハ…！

 

アゲハ：[どうせ俺は雨和院から出られない]

　　　　[だからといって糞みたいな反許可は解けないし]

　　　　[でも雨和院の中なら、]

　　　　[どこにでもいられる]

 

　　　　「鬼道！」

 

　　　　[俺が行けて、]

　　　　[捜索が困難な所]

　　　　[雨和院でそんな場所は...]

　　　　[神源だけだ]

 

 

[第3神源入口：双子人魚の扉があった所]

 

アゲハ：やはり、双子人魚の扉に代わる結界は用意できなかったか

　　　　学生や雑鬼は入れないけど、

　　　　教師には楽勝だろう

 

---

 

[妖鈴の泉]

 

アゲハ：水は沢山あるし～

　　　　ご飯はまあ... 食べれる草とかあるだろ、ここにも

　　　　魚もいるし～いいね！

　　　　ウリがちゃんと伝えてくれたかな、ここで会う事にしたけど

　　　　やはりすぐには難しいか

　　　　まあいい、どのみち浮いた時間だ

 

虎首長：そんなに長く待つ事はありません

 

アゲハ：山神会首長！

 

虎首長：久しぶりです、アゲハ殿

　　　　このスチョンは何をお手伝い致しますか

 

---

 

＜ふぃるる先生コメント＞

虎の旦那～久しぶり～！

 

修正日：2023/09/30