カホン:5年間その編笠翁という者を調査しました
その者の行動が狩人の襲撃の動線とほぼ同じです。
狩人達に攻撃を受けた村は全て編笠翁が訪れてます
殿下 :狩人は日増しに暴れているようだ。
封印の山も今年だけでも三回襲撃を受けた
しかしすべて些細な襲撃だと….
何かを準備しているという感じを拭う事が出来ない
お前の思うようにその者が狩人と関連があるなら、
封印の山にもその者の痕跡があるやもしれぬ
どうだ、北到来に戻る前に故郷に寄ってみては?
[西到来 封印の山]
3門将:ほおおお…封印の山...
死んであの世に行ったらこうだろうという光景ですね
こんなに多くの幽鬼を見るのは初めてです、将軍
カホン:そうですか
3門将は青銅鏡眼があるのでそう見えるのでしょう
俺にはただ静かな山と空なだけです
3門将:将軍!
カホン:どうしたんです-
今のは何だ!
3門将:幽鬼の数が- 将軍!
カホン:3門将!その刀では効かない!
叔母 :あんた...もしかして...ホンなの?
カホン:叔母さん?
叔母 :どうしてお前が…いや、早くこちらにきなさい!
早く!
見せてごらん、私たちのホン...
まあ、いつの間にこう大きくなって
あなたのお母さんが見たら..
……
.…見てさぞ喜んだでしょうね
カホン:ところで... どうなってるんですか、叔母さん。
俺がここにいる時幽鬼はいたずらする程度でしたが、
さっきは俺を殺す勢いで攻撃したのではないですか
狩人の襲撃が頻繁になったと聞きました。 ひょっとして奴らが何か...
叔母 :...人ではなく大木像を狙って来たのだ
村の大木像の全てに火をつけた
3門将:...大木像って何ですか、将軍
カホン:山深い所の気を引出す為に建てた巨大な木柱です
神源で30年経った古木のみで作られる貴重なものだが…
叔母 :そのせいで村が少しずつ元気を失っている
幽鬼達も統制を失いつつあるし
火砲男:ですので村では雑鬼の大討伐を準備しています
カホン:大討伐だと... ?
火砲男:まさに明日、
統制が難しい雑鬼を強制的に消滅させる事にしました
3門将:...将軍
カホン:封印の山は、
祭祀を受けてもあの世に行かず残る事にした幽鬼を集めて面倒をみる所です
問題を少し起こしても一時全部人だったから
ここは人間の痕跡を尊重するところだ。
それなのに大討伐って...おかしな点が多すぎる
狩人が大木像を焼いただけでこの状況になる訳がない
この周辺を調査してみなければ
明日の雑鬼大討伐に俺も一緒に行くつもりだ
3門将:いや...将軍、心情は理解できますが...
頭上の幽鬼手も見れない人がどうして幽鬼討伐に行けると...
…俺も一緒に行くのですか?
カホン:よろしくお願いします、3門将
殿下 :なに⁈
それはどういう意味だ、
突然なにを言い出す!
封印の一族が皆殺しされたなど一体どう言う事だ!
<ふぃるる先生コメント>
カホンの服は新しく守備隊長になったのを祝って神龍到来が別に届けてくれたのです:)
修正日:2023/09/06
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