カルセ:はっ!
???:嗚呼。もう気がついたのか?
やはり、カルセ!
体力だけはすごいな!
カルセ:ううくっ!
私のメガネ…メガネを...!
???:ほら
カルセ:あ、ありがとうございます
???:今思っても勿体無いな
雨和院に戻さないのになあ
[神龍 如礼]
カルセ:流、流下*!
神竜流下お目にかかります!
*流下:神竜の尊称
流下 :気分はどうだ?
疫病の気は私が追い出したが
カルセ:ええ...とても...すっきりしてます。
流下 :そうであろう!
疫神など私の相手ではない!
カルセ:ありがとうございます、流下
流下 :よい、それより元気だったか?息子は大きくなった?
カルセ:何度も申し上げましたがアゲハは私の息子ではなく…
アゲハ…!
流下 :何をそんなに急いでる
カルセ:アゲハが…!牛車に!山神会首長が...!
早く行かないと。 私が!
流下 :何を言ってる? まず、座りなさい
カルセ:早く行かなければ!
離して下さい、流…!
流下 :落ち着けったら落ち着け!
むやみに飛び出して事が順調に行くのか
私はこの為に来たのだから一度話してみなさい
山神会首長を追いかけて何があったのだ
カリ :生前に雨和院出身だったのか?
アゲハ(疫神):制圧科を卒業した。
青雉将軍!
カリ:俺は何をすればいい?
アゲハ(疫神):本来はスチョンに任せようとしていた事だ
危険だが幽鬼であるお前には簡単な事だ。
お前の素早い時鬼の体で、囮になってくれれば良い。
カウリ:ほう、我に餌になれと?
聞いて呆れる
アゲハ(疫神):呆れてもするのです、
マウンを解決できなければこの人間は永遠に離さぬ
カウリ:それで、俺が囮になったら?
アゲハ(疫神):私がマウンの後ろで疫神の力を発現させるつもりだ
カウリ:'制御'すると言ったのに、今度は発現させるだと?
アゲハ(疫神):この谷の人間に広めない程度に
その為に人間の体が必要だったのだ
疫神は放っておけば病気を広めようとするから、
人間の体という檻に閉じ込めたのだ
この力を武器に送るためにだ。
だから時鬼よ、餌役を頼んだぞ!
カウリ:(くそッ、時鬼は虚空に浮かべぬ)
(落ちて怪我をすることはないが−)
(かなり不快だな)
(この借りは必ず返してやる、疫神)
マウン:うん?お前は...…時鬼だな
どうして時鬼がこの谷に足を踏み入れている
疫病で死んだ幽鬼の魂心でも貪りに来たのか
だが、この村に疫病の苦痛で死ぬ者はおらぬ
この天神マウンが来たゆえ
カウリ:ふん、こんなやせ細った人間の魂心などいらぬ。
マウン:ならばここには何用で来たのかね
カウリ:通り道というだけの事
マウン:深く、暗い恨みだな
お前の苦痛が余りに鮮明でこのマウンの目に見える程だ
カウリ:誠に、慈悲深い天神だな。
マウン:たとえお前が時鬼だとしても、
カウリ:くそっ…!
マウン:時鬼もまた人間の苦しみから生じたもの
この天神マウンがお前の痛みを和らげてやろう
カウリ:必要ない-
<ふぃるる先生コメント>
閉じ込められましたㅠㅠ!
修正日:2023/09/05
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