カルセ:くうっ…!
狩人 :あはははは!
人間どもが!どこまで持ちこたえられるかな?
カルセ:え…!
突然なぜ...
仮面だけ残して消えた…?こんな突然消滅するはずないのに…
???:くううううう…
ああああ…
カルセ:何だ⁈
番人 :繋がりが…修羅様の身に何が…
カルセ先生!何でしょう!この奇怪な声は…!
???:くうううう…
番人 :泣き声のようであり、悲鳴のようでもあります。
???:くう…う…
カルセ:ええ…それに不穏な気…
段々一か所に集まっています。
???:ううう…ああ…あ…
カルセ:一体これは何だ…
魂魄…?形が残っているということは…!
皆さん!
その気の塊から遠く離れて下さい! 今すぐ!
番人 :え?
カルセ:あれは…!
冤鬼達です!
くそ!
番人 :嘘でしょ…
番人 :冤鬼だって?あれが⁈
あのデカさは一体何なんだよ!
ごふっ、た…助けて…!
番人 :君…!
カルセ:近寄らないで下さい!
あれは…
あの気の密度はとても…
とても危険です!うかつに触れないでください!
捕まったら気を全て奪われて魂魄さえ残らない!
番人 :くそ…
番人 :あんなのどう相手すれば...
修羅 :切れた…繋がりが…
我の狩人達と…すべて切れてしまった...
もう彼らを統制できぬ…
全ての生き物を飲み込むだろう…
彼らの材料は怨霊であったから…
あの山。俺が住んでいた山は、怨霊が多すぎてさらに祭祀が必要だった。
だから天は尚更、
秩序を整えようとしていたのだが
今度は俺が怨霊となったのだな…!
ああ…
無念で、恨めしい…!
だが大丈夫…治せる…
夜の神が、お戻りになりさえすれば…!
カウリ:あの気は...!
うっ!
修羅 :むしろ…良くなった
この軽さ…
拘束が解けたような感じだ
もっと新しい試みをしてみるか。例えば…
このように
森羅 :ここ…
ここが雨和院…か
修正日:2023/10/02
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