カホン:(こんな、くそ…)
(体が動かない)
(指一つ動かせない)
3門将:将…軍…避けてください!
カホン:動けません、3門将...
3門将:将軍!
カホン:くそ、あいつめ…
俺達を完全に持て遊んでる...!
(俺の頭にも糸があると言ったな)
(記憶の糸を操作されているんだ)
(糸を通じ入ってくるあの者の記憶通りに体が動くのだ)
(つまりは気の問題だ)
(封印の一族は幽鬼と共に生きてきたから全員気が強い)
(たとえ俺が青銅鏡眼でなくとも...)
3門将:将軍!
カホン:(気だけは封印の一族のものだ!)
修羅 :ほお、我の糸をつけても自在に動いたか
ならば...
カホン:3門将!
3門将が封印の一族でなくても、
青銅鏡眼を持っているので気は強いはず!
打ち勝てます!一縷の糸に弄ばれないでください!
3門将!
3門将:クフウウウウク…
カホン:そうです、耐えて下さい、3門将!
3門将:クフウク... ウウク、
フゥゥクッ、フクッ、将軍…将軍!
カホン:3門将…?
3門将:クウフウク...!
将軍の、後に、無数の糸が-!
カホン:(これは、また、体が... !)
3門将:将…!
ああ-!
殿下 :ホン…?
修羅 :神竜到来、我を人間と同じと思ったか
殿下 :ゴ..フクッ...
修羅 :腕が切れたら記憶の糸を使えないと思ったか?
貴様は随分と長く人間のように過ごした。
カホン:…下… 殿…下…
殿…下…クフッ、ウク
修羅 :鏡泥棒の一族でなくとも、違う出会いをしたはず
カホン:ぁぁ---
修羅 :神竜とは......実に不思議なものだ。
人間や動物のように体が貫かれる程度では死なない。
今神源に連れて行き小龍らの治療を受ければ助かるかもしれぬ
だが、お前はあの神竜を助ける事が出来ない
ここでこのように死なねばならない
お前と神龍の死によって到来はその歴史に幕を下ろす
飛散で凄絶にこの世を去るのだ
歴史が…
貴様の四肢をバラバラに引き裂き、
その血を四神の天地にばら撒くだろう
そうする事で人間は知ることになるのだ、
鏡泥棒を受け入れればどうなるのか。
ゴンガ:ハハハハハ ハハッ、ハ、
ざまあ見ろ、ハハハハハ
<ふぃるる先生コメント>
表現方法をかなり悩んだ回でした。どうやって伝えるのが良いか…
来週で蜘蛛の檻最後の話しでお会いしましょう
修正日:2023/09/07
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