マウン:無駄だ!
アゲハ(疫神):そうかな
マウン、貴方がいつも帯同してるその郭だが…
それはまるで貴方を守る盾のようだが、
それが貴方を今現世に留まらせる為の祠堂ですね。
私にはわかりました
疫神も、分類の上では天神ですからね
マウン:くぅっ、これしきの疫気... !ううっ...!
貴様...おのれ。こんなに気を使えば...
貴様も無事では済まぬはず...!
そう、言ってたように貴様も分類上では天神、!
こんなに力を使えば残れぬだろう... !
アゲハ(疫神):…そうでしょうね
そうしなくては
虎首長:夫人、ダメだ!
相手は疫神だぞ!
虎夫人:そうです、疫神です!
ここであれを相手に出来るのは雨和院出身の私だけ!
虎首長:いかん、私が行って...!
虎夫人:神を相手にするのは普通の戦闘とは違うのです!
虎首長:では雨和院に助けを求めて…
虎夫人:そうすれば見事解決されるでしょう、
山神会が完全に疫病に染まった後に!
スチョン...いえ、首長様!
私はこの為に雨和院制圧科を出たのです!
青雉将軍!
うああああ
医者 :...疫神のように生まれながらに穢れた者は現世への執着が激しいのです
魂心を攻撃された疫神が…奥様の魂心に憑いてしまいました
このままでは奥様が...疫神に変わるでしょう
虎夫人:ス...チョン...
私は...疫神のようには…なりません
絶対…絶対そうなってはならない...
私が…山神会に疫病をまき散らす前に...
私を
医者:首長様…?
虎首長:祭祀の準備をしてください。
天神を呼びだす
虎夫人:くうっぅぅう、くっ、うっ、ぅぅっ!
虎首長:対話者様?
いやこれは何事-
マウン:苦痛に満ちた人間たちがこの天神マウンを呼ぶ声が聞こえた
安らかに眠れ、
これ以上苦しむ事はないだろう
虎夫人:くっうっ-!うぅっ、くっ!
虎首長:夫人、大変な事に-なっ!夫人…?
虎夫人:…位、位牌を、位牌を用意してください。
少しの間私を閉じ込める事が出来るはずです。
体が…体が必要です、この疫気が村中に広がる前に!
虎夫人(疫神):…静かですね
虎首長:マウンがきたからだ
益々マウンのせいであのように眠る時間が長くなる
君の望み通りマウンが君の力を散らしたとしても、
彼は毎日訪れて人々を眠らすだろう
虎夫人(疫神):心配しないで、スチョン
この疫神ホヨンの力と共に、
マウンの力まで山神会から取り去ります
こうして暴れる疫気を制御できる体さえあれば…
虎首長:そんな体どこで手に入るというのだ
虎夫人(疫神):私が卒業して何年か過ぎて
雨和院が一度大変な騒ぎになったと聞きました
学生の一人が大同祭で将軍神を呼び寄せ祭壇を破壊したそうです
マウン:うううっ---
アゲハ(疫神):ここまでです
無理矢理に我を貫き遂にここまで来ました
マウン、私と共にこの世を去りましょう
頼む
<ふぃるる先生コメント>
来週の46話で3部を仕上げます。ありがとうございました!
修正日:2023/09/08
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