アゲハ父:(熱さの問題じゃない...何らかの力が俺を押し出してる)
(出られない)
(どうしよう、どうすれば…)
(そういえば、村がとても静かだ)
アゲハ父:ああ…
ああああ…
修羅 :ほう、まだ生きている者がいたか
ひどい格好だな。
あの火を越えようとしたのか?愚かな。
あの火は俺が自分で「作った」のだ。我の意志に従い動く。
アゲハ父:そうか…それであの火が俺を 「押し出した」のだな。
その奇妙な能力、初めて見る力、そうか、分かった…
貴様はやはり人間ではなかった...
貴様は…神仙だな。
修羅 :そうだ。
アゲハ父:くっ...何故そのように堕落した!
こんな虐殺に、
こんな破壊... !
そんなに楽しそうに微笑んで…!
おい貴様!
天の子である神仙が、こんなにも天の意に逆らっても良いのか!
修羅 :その目!
盗んだ物をはめ込んだ罪深い目をして、
よくも天の意を云々などと!
その鏡が粉々に砕けて以来、天の涙が乾く日はなかったのに!
天の意に反しているのは貴様らだ!
全て死をもって詫びねばならぬ!
アゲハ父:はは…
あんた、完全に狂ってる!
修羅 :勝手にほざいてろ。
どうせ、「ソトン」はこれで終わりだ。
貴様も、その子も。
アゲハ父:くぅ…うううっ…
アゲハ:うう…あうう。
<あなたは我が子を守って>
アゲハ父:(炎が… 村の中に入り始めた)
(「ソトン」を全て燃やすつもりなんだ)
(お前だけ...お前だけでも出してやれれば...!)
(くそ、どうすれば...)
<私達の子は神源の中心よ。>
アゲハ父:(いや、それは気が触れてる。ありえない)
(しかし、いや。いや、いや)
(間違ってる)
(しかし)
(生かせるのなら…)
アゲハ父:ちょっと待て!
この子...!この子を見ろ…!
あんたのような者なら一目で分かるだろう!
この子は特別だと!
この子は'神源の中心'を受けて生まれた!
周辺の気を引き寄せ成長するにつれさらに強くなる!
たとえあんたがそんなにも嫌う青銅鏡眼を持って生まれても、この子は。
きっと役に立つはずだ!
だからこの子だけは…助けてくれ…!
アゲハ父:君がそうやって戦闘を研究する時、俺も側で学めば良かった
そうすれば少しはマシだったかな。後悔だらけだ
でも俺らの子を生かしたのは後悔しない
生きてるんだ
それで良かったんだ
そうだろう?
カウリ:先生…
先生…?
<ふぃるる先生コメント>
今日は4部44話です。ファイルで444と保存されていてファイル開くたびに楽しかったです へへ444だ444
修正日:2023/09/27
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ぴょんきち (土曜日, 20 10月 2018 07:46)
朝から涙と鼻水が止まらない…。ただただ生きて欲しい思い…。
ゆずは (月曜日, 17 9月 2018 13:26)
ぁぁあああああ!
なんて悲しい��
そういう経緯で修羅様にアゲハを渡したんですね�
はむら (月曜日, 17 9月 2018 12:45)
最後のアゲハパパに泣いてしまう( ;∀;)
神仙(しんせん?)って読むんですかね??不老不死だから歳も取らないし、人間じゃないからお空も飛べちゃうんですね~
りんご (月曜日, 17 9月 2018 10:04)
激おこ修羅さまよかったです
アゲハ両親の決断と最期と
それを知ったアゲハがしんどくて胃がキュッとする…( ; ; )
ネク (月曜日, 17 9月 2018 09:12)
やっと修羅様の存在に名前が付きましたね。神仙でいいんだと思います。
ここが仙人たちの村だから人間の仙人とは違う存在と考えていいのではないかと
調べたら不老不死で超常的な能力を身に着けた人って感じですが、ファンタジーなのでその存在自体特別なって感じでとらえて良いのかなと思います。
調べる場所によってはその存在自体が神と訳されたりなどいろいろですね
今後が楽しみです。
来週からやっとカウリでてくるかな