アゲハ(子):……
カリ :雨和院の池の水の味を全部みるつもりですか
アゲハ(子):うえん ええうー ええいん
カリ :……
アゲハ(子):うええいん
カリ :(武具変形からだろうか)
(過去の記憶がより鮮明に思い出される)
さあ、取りましたよ
子供だからか妖鈴と同じ位単純ですね
(しきりに過ぎた記憶を思い出させるのは、)
(人間達とのこの馬鹿げた暮らしのせいか、)
(魂心の上に縫われた他人の時間のせいか)
ナリ :おーい
静かなのを見るとよく面倒見てたのね!
ウリ :ただいま!
ナリ :何もなかった?
カリ :あったとしても今大丈夫だから話す必要はない
子幽鬼の取り方は分かったか?
ナリ :勿論分かったわ!
でもちょっと難しくて
カリ :何だ?
ナリ :あなたってもしかして憑依成功した事は?
カリ :試した事もない
ナリ :あちゃー困ったなあ
カリ :何故
ナリ :子幽鬼は母親でないと外せないんだって、それで
母幽鬼を自分に憑依させた人が、
子を背負い大きな水の周りを三周しないといけないの
カリ :完全に俺に任せるつもりだったな?
ナリ :うん!
でもあなたが憑依経験ないなら...仕方ない
憑依がどんなに危険か私たちでも知ってる
ウリ :どのみち怒られる覚悟できたわ
悪いのはナリだから私は関係ないけど
ナリ :絶対あんたを巻き込んで一緒に怒られてやる
さあ、アゲハさん連れて行こう
カルセさんもきっと食事は終わってるわ
教授研究室に行けば良いでしょ
あら、日まで寒くなってきたね、早く入ろう
急に風がなんだろう?雨が降るのかな
カリ :……ちょっと待て
爺さん、早かったな
コウ爺:はは、うむ、戻ったぞ!
この生意気な時鬼め!
カリ :ほう
ナリ :え?なに、なに?幽鬼なの?
*青銅鏡眼がなければ幽鬼を見る事れない
ウリ :どうしたのアゲハさん?
コウ爺:貴様の望みどおり母幽鬼を連れて来た、
ふん、このまま
ひどい目にあうがいい!
<ふぃるる先生コメント>
ナデナデナデナデナ
修正日:2023/09/02
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