カルセ：アゲハ

　　　　今状況がかなり悪い…

　　　　私は妖鈴の泉に戻らないといけない

　　　　雨和院の中は安全だからここにいるんだ

　　　　わかったな？

 

アゲハ：(主人を失った妖鈴は、)

　　　　(共有される気がなくなり徐々に死んでいく)

　　　　(主人以外の気は受け付けない)

　　　　(すぐに死なないだけで、)

　　　　(既に枯れ始めてる)

　　　　(俺はどうすれば)

　　　　(お前が負けて消滅するだなんて、)

　　　　(これっぽっちも考えてなかった)

　　　　(あんな風に灰になって消えるのを見てからなにも考えられない)

　　　　(俺は何をすればいいんだろう？)

　　　　(突然世界から突き落とされたみたいだ)

　　　　(誰が勝って誰が負けようが、)

　　　　(俺とはもう)

　　　　(関係ない事のようだ)

 

　　　　な、何だ？

 

---

 

ホソ　：サ…ササ…？

　　　　どうしたんだよ、お前！

　　　　顔のそれは何だ、気味が悪い！まるで…狩人みたいだ！

　　　　ってかお前… 今宙に浮いてるの…？

 

ササ　：「天龍大」

 

ホソ　：武、武具変形…したの…？青銅棍もなく…妖鈴だけで…？

　　　　サ…サ…？それ…

　　　　俺を狙ってるの、今？

 

ササ　：神鷹の火鉢、何処にあるか知ってるか？

 

ホソ　：そんなの…学生の俺が知るわけ…！

 

ウリ　：この野郎！こうなると思った、この悪党め！

　　　　その姿は何よ！あなた狩人なの⁈

 

ササ　：神鷹の火鉢、お前は何処にあるか知ってるか？

 

ウリ　：対話するつもりはないのね！

 

生徒　：どうしたんだ、2年生！

 

生徒　：部屋に居ろと言ったろ！

 

生徒　：何をこんなに騒いでる？

 

ササ　：ふうむ…

 

ホソ　：うわっ！

　　　　うあああっ！

 

ウリ　：あなた…！

 

ホソ　：く、ううっ！

 

ササ　：神鷹の火鉢、どこにある？

 

ウリ　：……

 

生徒　：ど…どうしよう？

 

生徒　：先生もいないのに…

 

アゲハ：神鷹の火鉢の場所なら、俺が知ってる

 

ウリ　：アゲハさん⁈

 

アゲハ：俺が案内するからあの子は離してやれ

　　　　人質は俺で十分だろ

 

ウリ　：何ですって…！

 

アゲハ：皆んな大人しくしていてくれ

　　　　あの子は狩人だ。それも特別な力の狩人

　　　　他の狩人とは比べものにならない程強い

　　　　学生は相手にならない。ここに残ってるのは全員低学年じゃないか。

 

ウリ　：でもアゲハさん、神鷹の火鉢を…狩人に渡すつもりなの⁈

 

アゲハ：ウリ。大丈夫だ

 

ホソ　：うあっ！

 

ササ　：案内しろ

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＜ふぃるる先生ツイッターコメント＞

武具変形は何に影響を受けたのかが最も重要に作用します。

普通は本人が強いと思うものの形を取ってきます。

ウリの武具具変形については4部の'白い夜'を思い浮かべたようです😘

 

修正日：2023/10/01