空首長：君！

 

アゲハ：首長様

 

空首長：聞く所によるとこの絵鬼物は武力で制圧出来ないらしい!

　　　　今先生が一人神鷹を呼びに行ったよ

　　　　こんなに大きいのが勝手に闊歩しては困るので、攻め続けて阻止するのは良いが...

　　　　手に持った玉には触れてはならんとの事だ

 

アゲハ：はい、そうします。

 

ソンイ：アゲハ

 

アゲハ：うあっ、なんだ、ソンイ？

　　　　お前何でここに...

 

ソンイ：アゲハこそ、どうしたの、こんな風に外に出て。

 

アゲハ：うう…今は遊んでやれないからしがみ付くかあっち行ってろ。

　　　　はは、やっぱり

　　　　さあ、行くぞ！

 

　　　　あっ

 

　　　　うあああ

 

ソンイ：うあー

 

アゲハ：ううう…

　　　　うああ…

 

アゲハ：カ…カルセ…

　　　　その玉に…触っちゃダメだって

 

カルセ：そうだったな

 

アゲハ：知っててやったの？！

 

カルセ：お前が玉の下敷きになる所だったじゃないか

 

アゲハ：う...ごめん

 

カルセ：何だろう、あれは… 嫌な感じがする

 

アーチ：こ、これは！

　　　　玉には触れないよう言ったのに、ついに！

 

神應　：ほおお

　　　　ワシが絵に誘導して大人を戻すには...

　　　　事がかなりこじれているようだ、アーチ先生

　　　　あの黒い墨の様なものは、形を維持できぬ雑鬼達か。

 

アーチ：観照大人が自ら収めた雑鬼達です。

　　　　時の糸をほぼ失い残骸だけが残った者たち...

　　　　観照大人の玉は簡単に壊れる物ではないのに、一体誰が

 

カルセ：(ハンヤの気を使っているが、アゲハの体力も消耗している。)

　　　　(アゲハは戦いはさほど上手くない。疲れたら危険だ)

　　　　(早く終わらせないと)

 

アゲハ：カルセ…？

 

アーチ：まさか！

 

アゲハ：カルセ、やめろ-

 

アゲハ：…カルセ…？

　　　　カルセ！

 

アーチ：カルセ先生、

　　　　アゲハ、あなたは遠くに離れてて！

 

アゲハ：カルセが - 

 

アーチ：何故か分かるでしょ！早く離れて！

 

神應　：これは良くないな

　　　　その気は使うなと言ったのに

 

アーチ：気の流れから整理します。

　　　　'アルジ'七星！

 

アゲハ：...くそ...

 

　　　　あの時...

　　　　あれのせいだ、だから...

　　　　チクショウ、チクショウ…

 

　　　　俺のせいだ

 

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＜ふぃるる先生コメント＞

制圧科にしてはか弱いカルセ

 

修正日：2023/09/24

＜管理人コメント＞

アーチ先生の妖鈴ですが意味がわかったら括弧書きで漢字でもかければと思ってます。

翻訳ででるっていえばでるんですが名前っぽくないので…