カリ　：なんだ、これは…

　　　　…仮面？

 

　　　　…ほう、顔の無い獣とは

　　　　これは作られた獣だな

　　　　この紋様は…

 

　　　　変わってるな

 

カルセ：いけません、カリ君！

 

　　　　カリ君！

 

カリ　：…先生

 

カルセ：まさかドチェホの顔を……

　　　　もう触ったみたいだね。

 

カリ　：何ですこれ？

 

カルセ：それは−

 

アゲハ：うわあああ！

 

---

 

ジニ　：アゲハー

 

ポムイ：なんだ、これ?

 

ジニ　：どんどん集まってくる…

 

ポムイ：アゲハー！

 

ジニ：うわあああ-

 

アゲハ：(こいつらは…）

　　　　(先程昼間からつきまとっていた雑鬼どもか）

　　　　(カウリを払いのけた時のようにすれば）

　　　　(何とかなるだろう）

 

　　　　畜生、数が多すぎる！

 

ジニ　：アゲハー

 

ポムイ：何とかして！

 

アゲハ：カ…

　　　　カルセ…

 

　　　　カルセ⁈

　　　　な、何で来たんだ? 腕のその変な呪術も何だ！

 

カルセ：青銅棍がない時に備えて、腕に呪術を植えておいた

 

アゲハ：何頭おかしいのか?!　体に何植えてんの？！

 

カルセ：どうせ一度使ったら消える!

　　　　そしてこれはその場しのぎなだけだ

　　　　こいつらを片付けるにはこれでは足りない

　　　　アーチ先生が人を呼んだと言ってたから、

　　　　少し粘れば…

 

アゲハ：耐えられるのか？ その手で?

　　　　その呪術危険なんだろ？！

 

カルセ：そんなんじゃない、アゲハ

 

アゲハ：手が震えてるのを抑えてるってのに違うって?!

 

 

カリ　：(...カルセがいるから出て行けないな)

 

　　　　ふむ…

 

カルセ：これは…

 

アゲハ：ドチェホ！

 

 　　　　な、何だ? どうゆうこと？

 

カルセ：ドチェホは...呪術で作られた獣だ

　　　　ドチェホを屈服させ、その呪術式を持っていれば-

　　　　ドチェホを自分の意思通り操れる、

　　　　あの子が

　　　　ドチェホの主人になったんだ

 

 

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 ［ドチェホ］

呪術で作られた獣.

顔には目鼻の代わりに特殊な呪術式が刻まれている。 

力で屈服させた後仮面をはがして顔の呪術式を受ければドチェホを使うことができる。 

ドチェホは主人が死ぬ時まで忠誠をつくし、主人が死ぬと非常に凶暴になる。

 

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＜ふぃるる先生コメント＞

 ブリトーが食べたくて買いに出かけたら店が閉まっていました。

代わりにサンドウィッチを買って帰ってきたら店が空いていました。ㅠㅠ

 

修正日：2023/09/03