アーチ:なぜ悲鳴を上げたのか、なぜその場にいたのかも覚えてないと?
ササ :はい…俺はずっと自分の部屋で寝てたのに…
目を開いたらいきなり外で、
アゲハ先生とカリが捕まっていました
アーチ:さあ
ササ :あ...ありがとうございます
アーチ:検査してみたらササは記憶の糸の歪みがひどかった
ササ :俺がですか?
アーチ:ええ、知らなかったろうが
誰かがかなり長い間記憶の糸に触れている
もしかして心当たりや妙な事はない?
ササ :.........
ありません
カリ :……そうやって死にました
我に返ると、
その戦場の雑鬼をほぼ食べ尽くしたようでした
一番最初に口にした魂心が...
おそらく3門将のものだったと思います
アゲハ:………なんでそんな話をするんだ?
これまでお前自身の話はしなかっただろ
カリ :信頼を得たくて
アゲハ:今になって
カリ :そうですね、今になって
アゲハ:俺はお前を初めて見た日から信じた
なんでかわかるか?
俺には他の道がなかったからだ
お前がいなきゃ、俺は絶対に反許諾を解けないから
カリ :分かってました
……だから都合が良いと思いました
アゲハ:俺は今でも他の道はない
俺が雨和院を出るにはお前を信じる方法だけだ
でもその方法が雨和院を壊滅させるのだとしたら、
俺はできない
その上お前を邪魔する
自由を放棄してでも
でもさ、
お前が語った人生…それが本当なら.
自身が語ったお前の怒りと恨みが本心なら
お前が雨和院を危険にさらすかもという不安感を、
無視してみようと
お前と初めて会った日のように
信じてみるよ
あの日とは違って、今回は俺達が築いてきた時間があるから
カリ :それなら一度、
会わなければならない人がいます
尋問する側は俺を怪しく思うはずだ
先生はとにかく今回の事と無関係と言って下さい
そして-----
カルセ:アゲハ!
アゲハ:カルセ!
カルセ:何てことだ、一体何があったんだ!どうした!
神源入口がまた壊れるなんて...
本当にお前とあの学生が壊したのか?!
アゲハ:俺は…
俺はそんな事してない!
悔しくて死にそう、本当に!無実の罪で捕まった!
カルセ:うん、そうか… 私もお前がそんな事するはずないと言ったが...
あの子の妖鈴に武具を使った痕跡があった
ササという学生は記憶の糸の歪みがひどいし、
神源入口が完全に壊される前に騒ぎがああったはずだから...
お前が疑われざるを得ない状況だ。アゲハ。
何かあったのなら…なぜ言わないんだ
アゲハ:ごめん、カルセ
何があったのかは尋問の時に話すよ
でもその前に一つだけ頼みを聞いてくれ
大した事じゃない
これだけ聞いてくれたら全て話すよ
へウリ...ウリに一度だけ会わせてほしい
<ふぃるる先生コメント>
今回の絵は初めて描いてみた表情があって良かったです:)
修正日:2023/09/28
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ぴょんきち (月曜日, 11 3月 2019 10:21)
先生の『俺達が積み重ねてきた時間…』の後の表情が、とても人らしい表情でとても素敵でした(*T-T)
りんご (月曜日, 18 2月 2019 11:42)
最高でした!
カウリさんの語り&表情も最高だし、取り敢えず信じてみるよってアゲハも良きだし!嗚呼!
カルセはめちゃ過保護(今に始まった事ではない)だし
ウリ…何だろう
次週も楽しみ…