カリ :(まったく。この時間は本当に耐えがたいほど退屈だな)
(毎日何時間も大人しく横になるなんて苦痛だ)
(睡眠は週に二回とれば十分だが)
(だが疑われぬ為には仕方ない…)
ササ :う、うう…お…父さん…
カリ :(む?)
ササ :お…お父さん?え…?
ううっ…
カリ :(あの光は確か…)
(奴が何か操る時、)
(あんな光が見えた)
(起こすべきか?いや、少し様子を見るか)
ササ :うああああ!
ホソ :な、何だ?ササ?どうしたの?
カリ :(あの光が意味も無く見えた訳ではなさそうだ...ふむ)
(これはまためずらしい)
<水曜日の午前の授業:読書の理解(教養科目)>
[宿題:家族についての作文]
ササ :父は少し厳しいが優しく、僕の面倒をよく見てくれます
カリ :(ふぅん…)
(家族の話を聞いてみると普通のようだが)
(だが「お父さん」と寝言を言いながら、頭にはあの光…間違いなく修羅が何かした。)
<宿題を忘れた者>
先生 :素晴らしい、よくできました。
新入生で宿題をしなかったのはカリだけですね
カリは来週までに家族についての作文を二枚書いて来なさい
カリ :(くそ)
アゲハ:あははははははははははははははははは
あっはははははっ
カリ :うるさい
アゲハ:宿題忘れて正座させられたって?!
お前が⁈1時間ずっと⁈
それもお前一人だけ?!
カリ :もう笑わないで下さい
先生と第7神源入口に行ってすっかり忘れたんじゃないですか
アゲハ:俺のせいするなよ~
どのみち宿題を忘れたのはお前じゃないか
学生はさぁ、な?!
宿題をしなきゃ、な?!
なあ、それは後にして俺と一緒に出かけよう
カリ :学生は宿題しろって言ったくせに
アゲハ:本来宿題は思いきり遊んでからやるもんだ~!
カリ :だから遊びに行こうと?どこにです
アゲハ:第2神源入口
<第2神源入口>
カリ :今週は先生がここを見張りをする、ってことですね
アゲハ:そう!絶好のチャンス!
この門は起源も確かで破壊方法を探し易いと思う!
午の刻から卯の刻*まで俺が見張りだから人がいない時を狙おう(*夜11時 - 午前7時)
この門は神源沼地と繋がってるんだが、
年に一回探索隊を派遣して鬼物や時の糸を採取してくるそうだ。
この石像は昔の雨和院の教授なんだと
この神源入口を守ると自決して、
自らこの石像に魂を封印し石像の下に埋葬された
だからこの神源入口はその教授の墓も同じ.....
........
わっこりゃすごいやり難いな!
カリ :壊す前に祭祀や誠意を込めましょう、まあ。
アゲハ:あはは...うん、そうしよう
じゃあ俺は祭祀を準備するからお前は壊し方を探してみてくれ
カリ :壊し方か...図書館に資料があるでしょうか
アゲハ:なあ、お前何か情報源があるんじゃないのか?
俺が知らない
アーチが言ってた
ジンスに記憶の糸が操作された痕跡があると
ジンス…お前がぶん殴ったって言ったろう
一人でやったんじゃない。だろ?
カリ :そうですが、俺は、
アゲハ:大丈夫
どうであれ、一番親しいのは俺だろ。
カリ :そうです
アゲハ:ハハッ、そうでなきゃ!俺は偉大な神源の中心だしな!
とにかく!お前がしっかり調べろ
午の刻前に俺の部屋で会おう!
カリ :はい、その時会いましょう
ササ :どうしたの、カリ?
こんな所に呼び出して
カリ :お前に少し聞きたい事があってな
ササ :何を?あ、宿題の事?
カリ :…まあ、そんなとこだ
ササ :大した事ないって~少し照れ臭くても目を瞑って!
ただ思いつくまま書けば良い!
本当に書くこと無いなら適当に書く!仲良さそうな感じの~
カリ :お前も適当に書いたのか?
ササ :まあ、そうだね
実はうちの父はちょっと怖いんだ
カウリ:お父さんはどんな人なんだ?
ササ :うん?うちの父…
父...は…
ササ(修羅):これは、何の悪ふざけだ?
<ふぃるる先生コメント>
今回の宿題も時間どおりにできなかったですね。カリ…
修正日:2023/09/28
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ネク (月曜日, 14 1月 2019 18:52)
カウリが可愛すぎてテンション上がった
るーく (月曜日, 14 1月 2019 18:41)
あはははは!!!
まさかカリくんが宿題忘れて正座させられてるなんて!!(≧∇≦)