森羅　：えっと…まさか…君たち…ここで戦おうとしてる…？

 

アロン：はっ！信じられない…

　　　　カウリ。武具を使うつもり？

　　　　まさか、武具変形まではしないでしょう

 

カウリ：‘________’

 

アロン：面白い！時鬼が武具を使うなんて！

　　　　ではその武具をどれだけ使いこなせるか見ましょう！

 

　　　　くっ！

 

　　　　ほう

 

　　　　正直に言うとカウリ、

　　　　貴方がここに現れた時少しがっかりしました

　　　　私がテストを終えたので貴方も何か力をつけたと思ってたのに、

　　　　何も変わってないじゃない？

　　　　あの気の強い人間を連れて来るでもなく...

　　　　その上逃げ出したかの様な情けない姿だなんて

　　　　一体どこで何をして来たのか

　　　　これじゃどこに敬意を示せば良いの？

 

カウリ：そんなに優秀なら首領でも何でも自分でやれ

　　　　ずっと疑問だった

　　　　貴様も着実に力を付けていて、なぜ自ら時鬼を統制しないのか

　　　　俺は貴様を信用出来ない

　　　　常に背後から襲われそうでな

　　　　今のように

 

アロン：言ったでしょう。 私は「天寿会」出身だと

 

カウリ：神龍指揮下の策士集団だったか

　　　　首長文士なのだからその中で一番だったのだろうな

 

アロン：その通り、でも私は戦場で惨めに死んでしまった.

　　　　貴方みたいに

　　　　だから貴方にも分かるのでは？

 

　　　　この「恨み」... 

　　　　この「空虚」...

 

　　　　私自らが首領になっては、絶対晴らせない

　　　　頂点からは見えないものが多すぎる...

　　　　私が頭になっても何の意味もない！

　　　　でも私が選んだ頭が腐った頭ならば...

　　　　そう、それを切り捨てるのも私の役割

 

カウリ：ハハ... やっと信頼出来る

 

アロン：！

　　　　くっ... カウリ…

　　　　生前の記憶を... 力として使えるようになってたのですね

　　　　成る程... それで力が弱く感じたのね

　　　　貴方は時鬼ではない何かに…

　　　　変わりつつあるようですね

 

カウリ：だったら、時鬼の首領としては使えないか？

 

アロン：出身は時鬼だから使って差し上げますか

　　　　よろしくお願いします、「ボス」

 

森羅　：..........

　　　　負けた方が片付けるように！

 

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＜ふぃるる先生コメント＞

今週もありがとうございます：D

 

修正日：2023/09/29