［束療院］

 

医師　：君はすぐにウゴン長老を呼んで来るように！

　　　　魂医学の教授も。早く！

 

ナリ　：なぜです、どうしたんですか。

　　　　どうゆう事なの!

 

医師　：来たるべき時が来たんだ

 

ナリ　：なぜ... なぜもう... なぜです!

　　　　大人になるまでは大丈夫と言ったじゃないですか！

 

医師　：そうだろうと予想をしたのだろう…

　　　　約束出来なかったのは知っていたろう

 

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アーチ：山神会には何で捕まったの？

　　　　本当に色々するわね

 

アゲハ：俺だって捕まりたくて捕まったんじゃ…

 

アーチ：いつだって君のせいではないだろ。

 

アゲハ：でも本当に俺のせいじゃないだろ？

 

アーチ：君を心配する人たちにもそう言うつもり?

 

＜アゲハ：すごく心配したよな。まあ、俺は一つも悪くないけど、ごめん。＞

 

アゲハ：（そう言ったな）

 

アーチ：ジンスがあなたの事をとても心配していた

　　　　自分の仕事も多いのに

　　　　私を見るや否や君の安否を尋ねてばかりだ。

　　　　あなたは昔から自分を大切にする事を知らなかった。

　　　　今でも全く変わっていない。

　　　　大変な事が起こっても仕方ない、というその態度！

　　　　君は危険は避けるべきという考え自体しない。

　　　　それを見る周りの人たちの心中はどうだ。

 

 

＜カルセ：無事で良かった。お前が無事なら良いんだ。＞

 

アゲハ：…良い話をしてくれた。ありが‐　うあっ- 

　　　　おい、なんだ誰だ！

 

ナリ　：アゲハさん

 

アゲハ：双子？どっちだ？

 

ナリ　：ウリを...ウリを助けて！

 

アゲハ：何だって？

 

医師　：アーチ先生、今すぐ束療院へ- 

　　　　その双子達の事です！

 

アーチ：早く行きましょう！

 

アゲハ：あの、ナリ.... 一旦離れて…

 

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アゲハ：何があった... ？

　　　　さあ、話してみな

　　　　俺は何を手伝えば良い？

　　　　ウリを助けてなんて…どうゆう事だ、それ

 

ナリ　：アゲハさん

　　　　私に魂心を一つ作って

 

アゲハ：.......................

　　　　あはは...そりゃ...マジで...思いもよらないお願いだな

　　　　うーん...魂心か。魂心を作らないといけないの...？

 

ナリ　：ハハ...いいよ、アゲハさん。作れないの私も知ってる。

 

アゲハ：...俺はお前らの事を詳しく知らない。

　　　　二人が魂心を共有してるって事だけ知っている

　　　　もしやそれが問題なのか？

 

 

［別名‘酌平堂の双子‘、ヘナリとヘウリ］

［生まれた時から互いの糸が繋がっていた］

［魂の心臓の役割をする‘魂心’、は人間が生きてきた記憶と時間を気となった糸を紡ぎ魂にしていく役割をするが、ウリには魂心がなかった。］

［ナリの魂心がウリの糸まで紡ぐ役割をしていたのだ。］

 

 

ナリ　：...でも私たちが10歳になった時、'神'が尋ねてきたの。

 

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ナリ　：ううーん…

　　　　何よ。もう朝？

　　　　ヘウリ。起きよう

　　　　え…？

　　　　どうしたの。

　　　　ママ！パパ-

　　　　うっ！

　　　　ほ、ほあっ！

 

天神：子よ。 私は'妹'を迎えに来た。

 

ナリ　：(ヘウリを?一体どうして...)

 

青い神：お前は、姉か、妹か?

 

ナリ　：私は妹よ

 

青い神：ならば…私と一緒に行かねばならぬ、 子よ

　　　　お前はここに居てはいけないのだ

 

？？？：おい貴様！

　　　　身の程知らずが誰を連れて行くって!

　　　　立ち去れ!

 

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＜ふぃるる先生コメント＞

 新年初の更新！新年明けましておめでとうございます‼︎今年も楽しくやって行きます〜‼︎!

 

修正日：2023/09/22

＜管理人コメント＞

ナリとウリの名前ですが

日本語版の名前は略称になっているのでここではそのまま書かせていただきました

今後にかかわってくるからです