アゲハ父:あんたは...昼間の客人...
これはどうゆう事だ!この炎は…あんたがやったのか!
修羅 :そうだ
「ソトン」が交渉に応じねばこの炎は村を飲み込むだろう
アゲハ父:……青銅鏡眼の者をどうするつもりだ。
修羅 :罪人を…どうするつもりだと
さらに罪を重ねぬよう、慈悲を施し殺さなくては
アゲハ父:貴様!そんな言葉をみだりに口にするとは!
人の仮面をかぶった魔物がまさにお前だ!
修羅 :3日やろう
例外はない。青銅鏡眼を持つ者を全員差し出せ
この村を守りたいのならな。
—
長老 :妙な火だ。燃え広がらず静かに燃えてるだけとは。
アゲハ父:しかしあの火が村を取り囲んでいて出られない。
長老 :噂は本当だったか。
アゲハ父:噂って?
長老 :青銅鏡眼の者を全て見つけだし殺す仙人の噂があったろう。
アゲハ父:他の村にもこんな事をしているのか
長老 :只者ではないことは間違いないね
こんな妙な火を扱うなんて、生まれて初めて見る。
アゲハ父:火に何をしたかわからないけど、これもやはり呪術だろう。
この火も熱いのは同じですね。
長老 :どのみち破る方法はないのか...
アゲハ母:だからってあの狂人の要求を聞き入れる事は出来ません!
生贄を捧げろって事じゃない!
そんな事できません!
長老 :あやつは幼い子供まで出せと要求した。
村人 :畜生にも劣る者の言う事なんて聞けない。
長老 :だが...これからどうすれば...
アゲハ母:あなた、子供抱いてて。
アゲハ父:あ、うん。
アゲハ:あう
アゲハ母:あの火、熱いのは同じなんでしょ?
アゲハ父:うん。
アゲハ母:村に広がっては来ないけど、燃える物を近づけると確かに火がつく。
あいつは我々に武器を与えたのよ。
—
修羅 :提案に対する答えを聞き来た。
アゲハ父:その前に一つだけ聞きたい。
青銅鏡眼を持って生まれた事が何故死に値する大罪なのか
修羅 :「持って生まれた」本当にそう思うのか?
アゲハ父:当たり前だ!
俺は青銅鏡眼で生まれたし、生まれて数ヶ月にもならない我が子も青銅鏡眼だ!
人の目が途中で変わるというのか!
修羅 :本当に何も知らんのか
そうだな。人間はみな忘れるのだ。
厚かましい...盗人共め... !
アゲハ母:今だ!
修羅 :うっ、これは... !
アゲハ母:良いぞ
あの火がよく燃えるよう屋根の藁を落とそう
村人 :一、二!
狩人達:くああああ
長老 :油をよく染み込ませた網だ。
消そうとしても周辺一面火だからまた火がつくだろう
アゲハ母:やった!
アゲハ父:…上手くいった。
残忍な方法だが、自業自得だろう…
大きい儀式を準備しないと
修羅 :その必要はない。
「ソトン」の意志は、十分に理解した
アゲハ父:い、いや…なんで!火をあんなに... !
修羅 :敵の力を逆に利用する
成る程
ならば我も少し真似てみようか。
村人 :うああああっ
<ふぃるる先生コメント>
今週もありがとうございます:)幸多い1週間になりますように!
修正日:2023/09/27
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りんご (月曜日, 03 9月 2018 12:41)
村壊滅の真相に迫る!
結末はわかってるけど気になる〜
ママが頼もしくてかっこいい
修羅さまのハーフアップ素敵でございます
ネク (月曜日, 03 9月 2018 11:34)
修羅様お出かけしたときの服で、帰ってきたときの髪型になったーーーー。
あいかわらず青銅鏡眼がからむとすぐぶちぎれるし、青銅鏡眼の人との会話は見下げてて安心する。