虎の旦那 13(終)

カルセ:これは...

 

チョンホ:くうっ!

 

カルセ:チョンホ!

 

    くっぅ-

 

     (四神会の首長らは全員本来の姿が別にあるという...)

 

    うっ!

 

    (疫病の気が... いけない。 気を引き締めなければ。)

    (山神…山虎の本来の姿を相手にするのが...甘いはずがない!)

 

    首長様!いい加減しっかりしてください!

    夫人はもともと人間でした!

    そんな夫人が、疫神の形で世に残るのを願う訳ないでしょう!

 

虎首長:...カルセ殿。

    私は確かにしばらく借りるだけだと申し上げた。

 

カルセ:それなら!

    納得できる理由を、聞かせて下さい!

 

虎首長:...カルセ殿。

 

     なんと…

    疫病を封印して無理に動きましたね。

    今まで耐えてたのがすごい。

    病気を治した後、山神会に来て下さい。

    アゲハ殿を連れ戻し、私を制してくれ。

 

カルセ:首…長…様…それは...一体...

 

虎首長:全ては、私のせいだ。

 


 

水神会:……

    そうなのか?

    スチョンがそこまでするとは

 

地神会:すでに百栄宮に連絡を入れておきました。

    神竜流下が直々に雨和院にいらっしゃるそうです

 

水神会:スチョン…怒らせたようだな

 


 

アゲハ:お…おいこら、お前今!首長様を... !

    うああ良い気味だがカルセが!カ、カルセが!

 

カリ :落ち着いてください。大丈夫です。

 

アゲハ:ど...どうするんだ、これから?

 

カリ :山神会に行けば良いじゃないですか。

 


 

 

修正日:2023/09/05



コメント: 1
  • #1

    ネク(管理人) (金曜日, 23 3月 2018 18:52)

    虎首長のセリフが一部カルセの表示になっていたので直しました。
    文字間違いもあったので修正しています。

    カルセ:…あんな → 虎首長:…呆れたな

    その他水神会首長のセリフを少し変えていますが内容に変わりはありません。