ササ(修羅):「双子の人魚」門。
妖鈴の泉に続く神源入口。
人間には双子について面白い迷信が多いようだな。
「一人だったものが二人に分かれたのだ」、
あるいは「別れてた二人が出逢えばどちらかは死ぬ」…
「魂がつながっていて、互いの考えが聞こえる」とか
滑稽ではないか。
ただ顔が似ているだけだというのに。
森羅 :彼は僕の双子の弟だね。
ササ(修羅):だが実はこの人魚は双子ではない。
雨和院が名前を戯れで付けたのだろう。
カリ :戯れ?
ササ(修羅):あんなに本ばかり読んるのに、妖鈴の泉の起源を知らぬのか?
カリ :それを知る必要があるのか?
ササ(修羅):神源入口に関心があるなら知っておくべきだろう
神源のその湖水は、
もともと巨大な人魚の庭だった。
その人魚は神妙な力で湖一つに四季を作りその空間を楽しんだそうだ。
ところがその人魚が命果てて死んだ。
死してなお湖に未練を捨てきれずとどまり、
その湖に込められた気が揺らぎ始めた。
一日に何度も凍っては溶け、
葉は茂るや否や落葉となって散り、
花が咲いた途端に凍りつき
その周辺の神源が全て乱れてしまったそうだ
だが雨和院ができて、
その泉の気を静める為に鈴を巻き気を吸収するようにしたのだ。
そして今や悪霊に変わった人魚を捕らえた。
その強力な力を統制し彼を神源入口の門番とする為に、
無理矢理に悪霊の力を許諾の統制に使えるように操り、
それを半分に分け門としたのだ。
これを再び一つ似合わせれば召喚霊の封印を解けるだろう
カリ :それで、どうやって一つにできる?
扉を外して合わせれば良いのか?
ササ(修羅):ハハ、そう無知な真似は意味がない。
割れた魂は付けと言って付くわけではない。
カリ:ではどうするのだ。
ササ(修羅):この門から魂を取り出す事自体は俺にとって難しくはない。
カリ:要点だけを早く言え。
ササ(修羅):そう焦るな
魂を取り出し生前の体とよく似た体に入れば良いのだ。
器に水を入れれば水が器の形状に合うように、
体の中で魂が定着し合わさるだろう。
カリ :似た体?人魚も探すのか?
ササ(修羅):今雨和院に人魚が1人いるではないかな
カリ :...水神会首長。
ササ(修羅):貴様にやって貰いたい事はそれだ。
私はこの石ころから魂を抜いてるから。
水神会首長、態人魚チュランを連れ来い
アゲハ(ハンヤ):人間の祭は天への祈りです
儀式の成功は天の答えである
この天神ハンヤが、天の答えを伝えに来た
天の秘密を映す青銅鏡の子供達よ
踏み出す足に福が寄り、行く道には平安が-
くうっー
ううっ、くっ...これは何の…!うううっ!
アーチ:何だ?どうしたの?!
ジンス:ちょっと待って、姉さん。何も間違ってない
アゲハ(ハンヤ):くううっー!
ジンス:あれは…
アゲハ:……おお…
まあざっと、良い事が沢山ありますように〜そんな話だよ。
ジンス:主導権争いの時の反応だ。
<ふぃるる先生コメント>
おぼろげにが単行本を準備しています!
クラウドファンディングで準備することになりました。
作品下段の画像をクリックすると単行本ファンディングページに進めます:D!
修正日:2023/09/23
<管理人コメント>
※ ハンヤ(蝶):ハンヤを憑依中のアゲハ(主導権はハンヤ) で表示しています。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から
ネク (火曜日, 06 2月 2018 15:14)
最近ちょっとわすれてたけど
修羅様とカウリは許諾の原理を解明しようとしてるわけであって反許諾を解除しようとしているわけではないのでしたな。
修羅様が双子の事いうのなんか可愛らしいです。愚痴みたいなものかw
アゲハ先生の衣装と踊りかっこいいです。
フラグ立ちまくってるけど誰も悲しまないといいなあ